自分で処理できる?

相続に関係する手続きは何かと複雑で、調べれば調べるほど泥沼にハマり込んでしまう人も多いのではないでしょうか。相続相談は税理士や弁護士、司法書士を依頼することが多いですが、自分で済ませることは不可能なのでしょうか。ここではそのことについて考えましょう。

相続税に関係する申告は自分で行うこともできます。しかし、そのためには条件があります。それは相続財産に不動産や土地が含まれておらず、現金、預貯金、有価証券のみであることです。また、相続税の申告を自分で行う場合には、相続税に関係する専門知識を身に付ける必要があり、何度も税務署や金融機関に通わなければなりません。それだけの時間のゆとりも求められるでしょう。

さらに、相続税に関する申告を自分で行う場合、もしも記入に誤りがあると7年分さかのぼって調査されることもあります。そこで、もしも申告に誤りがあることが発覚し、税金の追加負担が強いられることになれば、支払いの利息が増えるなどのペナルティも発生します。こうなると、なかなか面倒です。

相続税の申告を自分で行うことは不可能ではないですが、こうしたリスクが伴うことを覚悟しておいた方がよさそうです。やはり、税理士などの専門家にお願いする利点は大きいといえます。

参考:川崎横浜の【無料】相続相談なら|ソレイユ相続相談室

 

自分で処理できる?

税理士に相談する利点

相続を税理士に相談するメリットについて考えてみます。相続財産に土地や不動産がある場合、相続を税理士に依頼する利点は多いといえます。一つ目は税務調査を回避しやすいこと。もしも申告書に曖昧な点があると、税務調査が入りやすくなります。税理士は、申告書を税務署員が見た時に疑問が残らないように作成することに長けています。

相続を税理士に依頼する利点のふたつ目は、土地の評価額を抑えることで節税につながることです。土地評価額は見る専門家によって異なってきます。税理士は、土地評価額を下げるための知識を豊富に持っているため、税理士に相談することで節税できる場合が多いのです。

相続を税理士に依頼する三つ目の利点は、親族とのトラブルを回避しやすいことです。親族とのトラブルが起こる理由のひとつは、土地や建物の正確な価値を判断しにくいためというのが挙げられます。また、相続に関係する法律や仕組みをよく理解できていないことも挙げられます。この点、税理士に間に入ってもらい、建物の価値や誰がどれだけ相続できるのかなどを法律的な観点から説明してもらうことで、トラブルは起こりにくくなるのです。

以上の理由から、もしも相続財産に土地や建物があるなら、相続相談を税理士にするメリットは多いといえるでしょう。

税理士に相談する利点

専門家の得意分野とは

相続相談に乗ってくれる専門家には、司法書士、弁護士、税理士、行政書士、銀行などがあります。ここでは、それぞれの得意分野、メリット・デメリットについて考えましょう。

司法書士は、不動産の名義変更を行うことができる唯一の専門家です。場合によっては弁護士も行うことができますが、それを得意としているわけではありません。ですから、相続財産に不動産が含まれている場合は司法書士にお願いするのがいいでしょう。

また、相続税の申告であれば、それができるのは税理士に限られます。そこで、もしもこれらの手続きを使用として行政書士をたのんでしまうと、別途司法書士や税理士をたのまなければならなくなり、時間もお金もかかってしまいます。上記の手続きを全部まとめてお願いしたい場合は、それぞれの専門家を探すのではなく、すべてを引き受けてくれる事務所を見つけるとよいでしょう。

そこでまとめると、相続財産が基礎控除以下で税申告の必要がないなら司法書士。相続財産が基礎控除を超えるなら司法書士と税理士。相続する建物が登記されていないなら司法書士と土地家屋調査士、場合によっては税理士も。相続争いが起こっている場合には司法書士と弁護士、場合によっては税理士も。という感じになるでしょう。

専門家に頼むときの費用は事務所によって幅があるので、予算内で、しかも扱ってほしい問題を得意分野としている専門家を探すのがポイントになるでしょう。

専門家の得意分野とは

意外と複雑な相続相談

相続に関係した決め事は、思ったよりも複雑で処理に悩むことがあります。実際、相続のトラブルによって親戚同士の関係が破たんしてしまったり、そこまではいかなくても気まずい関係になってしまったりすることもあります。さらに、人間関係には大きな影響は出なかったとしても、相続の手続きや税に関係する申告、遺産分割の手続き、遺言の扱い方など、処理に困ることもあるでしょう。

相続手続きは人生にそう何度も経験することではありません。初めての事ばかりで分からないことも多いのではないでしょうか?相続相談に乗ってくれる専門家としては、税理士、弁護士、司法書士、銀行などがあります。それぞれに得意分野が異なります。相続相談をお願いしたいなら、解決したい問題が何なのかをはっきりとさせ、それを得意分野としている専門家を見つけることがポイントになります。

もしも、選ぶ専門家の種類を間違えてしまうと、お金ばかり高くかかってしまって肝心な処理を済ませられないことにもなりかねません。また、別の専門家を別個に探さなければならなくなり、余計な時間がかかってしまうこともあります。相続相談を専門家にお願いするなら、できるだけ、費用も時間を抑えたいものです。

ここでは、税理士、弁護士、司法書士などそれぞれの専門家の得意分野について理解を深めましょう。そうすれば、相続に関係した相談をいったい誰にすればよいのか、その答えが見えてくることでしょう。

意外と複雑な相続相談